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毎日新聞が10日付茨城県版の県天然記念物を紹介する記事で、現地取材をしないまま、昨年9月の台風で折れて切り株状に なっている桜の木を取り上げていたことが12日、分かった。記事は「4月上旬から中旬にかけて見ごろ」「(現地は) 花見客でにぎわっていた」などとしていた。12日付県版におわび記事を掲載した。

 記事で紹介したのは、茨城県土浦市の翠巌山向上庵にあるシダレザクラ。外部筆者が執筆し、昨年春に現地で撮影した 写真を併用した。筆者は「締め切り日の関係で、現地を確認せず執筆した」と説明しているという。読者の指摘で発覚した。

 同社社長室広報担当は「外部筆者の記事を確認する支局デスクなどが見逃してしまった。二度とこのようなことがないよう、 厳正に対処する」とコメントを出した。
昨秋の台風で根元から折れて今はない土浦市小野の県指定天然記念物のシダレザクラが見ごろを迎えたかのように、 10日付の毎日新聞茨城版で紹介されていたことがわかり、市は11日、同社水戸支局に対し口頭で記事の訂正を求めた。
  シダレザクラは古刹・翠巌山向上庵にあったが、昨年9月の台風15号で折れ、今はわずかな切り株しか残っていない。 しかし、記事は満開桜の写真とともに、「境内は花見客でにぎわっていた」「薄い紅色の花びらを付けた枝が……垂れ下がり」
などと紹介した。